Agri Managerとドローンを使用した圃場管理について
農薬散布とドリフトのリスクに関する考察
(CHCペーパー Vol. 4)
要旨
ここ数年でドローンを活用したビジネスが盛んになっている。農業の分野も決して例外でない。民間企業を始め産学連携による多くの試みが紹介されているが、農薬散布にあたっては大きなリスクをはらんでいる。圃場管理にドローンを使用する際に直面するリスクと、とりわけ農薬散布に伴うドリフトの問題について考えたい。
Key words
Agri Manager, ICT, AI, ドローン, 圃場管理, IoT
Reference
ITと熟練農家の技で稼ぐ AI農業(神成淳司著、日系BP社)
IoTが拓く次世代農業 アグリカルチャー4.0の時代(三輪泰史・井熊均・木通秀樹著、日刊工業新聞社)
60分でわかるITビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)
60分でわかるIoTビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)
(注) Agri Managerについて
農業経営支援のアプリケーションソフトウェアである「アグリマネージャー(Agri Manager)」は2014年に株式会社クリエイティブハウスコーポレーションによりリリースされた。情報共有可能なユーザ数は5,000名であるため、主として中小規模の組織を対象としたERP(基幹)システムというポジショニングで製品化されている。